• facebook シェア

コミックエッセイプチ大賞 一次審査通過作品&講評

コミックエッセイプチ大賞

全34回を数えた「コミックエッセイプチ大賞」をリニューアルし、
新たにスタートした「新コミックエッセイプチ大賞」も今回で10回目。
たくさんのご応募、ありがとうございました。
ここでは、審査会にて一次審査を通過した全作品の講評を掲載します。

コミックエッセイ編集部では新たな才能との出会いを心待ちにしています。
次回の締め切りは2021年2月末日(消印有効)です。
編集部をうならせる作品をどしどしご応募ください!

『ビバ!Viva! 新しい生活様式』

みーきち

新型コロナウイルス流行下での在宅ワーク疲れという、旬なテーマ選びが光った。それゆえ読み手の興味を引く内容ではあったものの、スマホ・パソコンを長時間使用することによる弊害とその対策を文章で説明しすぎていて、絵を使った表現方法にはまだまだ課題が残る。情報を取捨選択し、マンガとして分かりやすく構成することを意識してみてほしい。

『うつでもダイエット』

うめやまちはる

「うつ×ダイエット」というテーマは新鮮だった。ただし「うつ」も「ダイエット」も、テーマとしては描き手がいかに自分を客観視できるかが鍵になる。その意味では、作中での薬の副作用をめぐる説明は読者からするとやや信憑性に欠ける部分もある。また作者のダイエット方法をメインに描くことで、もう1つのテーマである「うつ」が置き去りにされている印象を受けた。ダイエットを続けるなかでの作者の心境の変化ももっと丁寧に描いてもらいたい。

『うたのたまてばこ』

すずなごん

1コマ1コマが美しい絵はがきのようで、画力は申し分ない。ただし、作品のテーマはどうしても読者が限定される「和歌」。イラストの雰囲気に頼りすぎず、読者の理解を手助けする丁寧な解説要素が欲しかった。読者のことを意識すると自然と細部の描き方が変わってくると思うので、読み手の共感を誘う表現方法の工夫を期待したい。

『みんなパプアに行けばいい。』

パプア服部

なかなか知りえないパプアニューギニアの文化をユーモア満載に描いていて興味深かった。しかし、単にパプアニューギニアの文化を紹介する内容に終始してしまい、読者に訴えかけてくるものに乏しいのが難点。パプアニューギニアをとおして、日本の生活や文化をとらえなおすことができるような視点がもっと入っていれば、共感度の高い作品になるかもしれない。

『こどもとごはん』

ののはなまりこ

料理や人物をやさしく丁寧に描けていた。一方で、マンガとしては文字が多く、ネームで読ませるべき部分と絵で見せるべき部分のメリハリのなさを感じた。作者特有の温かみを感じる料理イラストは特筆すべきものがあるので、軸となるテーマをもっと練ったうえで、ぜひ料理をメインに据えた作品を描いてもらいたい。

まだまだお待ちしております!

購入先をお選び下さい